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今年の終わりに [ママのひとり言]

2016年、大晦日になりました。
今年を少しだけ振り返りたいと思います。
我が家にとってはいろんな意味で思い出深い年になりました。

一昨年の10月に愛犬のショーンを病気で亡くした我が家は、
久しぶりの寂しい新年を過ごしました。
ショーンと一緒に行っていた初詣も人間だけで、
味気ない(パパごめん、でもパパも同じだよね)初詣でした。

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3月には結婚30周年を迎え、結婚記念日に行ったゴルフで、
私は、ホールインワンを達成しました。
ショーンがいる時はゴルフに行かなかった私が久しぶりに行った
ゴルフでホールインワンをしちゃって、毎週行っているパパは、未達成。
私、持ってるかしら?今年風にいうと神ってる?パパごめんね〜

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結婚記念日にゴルフに行く途中、大きな虹が私たちを
迎えてくれました。二人ともショーンだと実感しました。
そして、その旅行中、リュックを背負ったショーンが
夢に出て来て、「ショーン、来たの?」と私。
「ママ、僕も一緒に来たよ」とショーン。
やっぱりショーンはいつも私たちのそばにいるのだと
心が温かくなりました。
多分ホールインワンもショーンがお祝いにくれた贈り物。

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4月からは私の仕事量が急増し、忙しさがショーンのいない
寂しさを紛らわせてくれました。
春先に、ラルフママとジョンママとランチした時も
別れが悲しすぎてもう犬は飼えないと断言していました。

4月の中旬、「ジャックラッセルをレスキューしました」という
記事が目にとまりました。JRTのコミュニティーのFBで
本当に偶然でしたが、レスキューって何?と思って
読み進むと一般家庭で、ネグレクトにあっているという
ジャックラッセルの男の子がご近所の方の依頼で
動物愛護団体のシェルターに保護されたという記事でした。
その記事とマールというジャックラッセルの男の子の姿が
頭の片隅から離れなくなりました。

7歳で間質性肺炎を発症して、10歳になる少し前に
亡くなったショーンの命を繋いでくれるような気がしました。
推定8歳のマールがショーンが生きられなかった犬生を
繋いでくれるように思って、引き取ることにしました。
5月8日の母の日にお見合いに行って、1週間後の14日に
我が家に来てくれました。
その後、健康診断をするためにかかりつけ医に連れて行ったら、
エコーで脾臓に腫瘍らしいものがあることがわかり、
悪性だと2〜3ヶ月の命と言われ、脾臓を摘出する手術をしました。
悪性でないことを祈りました。
私たちだけでなく、マールをレスキューしてくれたご近所の方や
シェルターの方々、みんなが祈ってくれました。
みんなの願いが天に届き、脾臓の腫瘍は良性でした。
今まで苦労して来たマールに神様は幸せになる時間を与えてくれました。
この時は本当に神様がいると思えました。

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マールとは、夏休みに河口湖に行ったり、八ヶ岳に行ったり、
秋には、ジョンと軽井沢に行きました。
ショーン同様、大切な家族として楽しい時間を過ごしています。

マールを助けてくれた動物愛護団体のHPやFBを
頻繁に見るようになり、世の中の可哀想な動物たちのことを
深く知るようになりました。
動物たちを不幸に陥れたり、搾取したりするのも人間だけど、
救うのも人間だと思いました。救う人間になりたいと思いました。

年の瀬も迫った12月、またジャックラッセルの女の子が
長年繁殖犬として人間に利用されたのち、放棄するされるという
記事を見ました。ガリガリに痩せて、十分な餌ももらえていない中、
長年子犬を産まされ続けていたようでした。
あまりに不憫で、家族とも相談して、もう一頭引き取ることを
考えはじめました。マールとの相性が一番心配でした。
私たちは、マールが彼女を受け入れてくれるなら、
我が家に迎えようと思い、マールとのお見合いに行きました。

最初に会った時は、女の子は震えていました。
環境の激変に怖かったのだと思います。
マールは、吠えもせず、我関せずという感じでしたが、
受けれているなと感じました。
マールがOKなら、私たちは問題ありません。
そうして、12月18日にジャックラッセルの女の子が
我が家に来てくれました。名前もなかったようですので、
早速、サラ(Sarah)と名付けました。
推定6歳ということでした。お誕生日も分かりませんので、
我が家に来てくれた日を誕生日にしました。

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最初の1週間は、外の空気に慣れるように抱っこしてお散歩しました。
次の1週間は、少し歩いて、抱っこして少しずつ慣れていきました。

3日前から、マールについて全行程自分で歩きました。
昨日は、ちょっと走ったりもしました。
おうちでは尻尾も上がるようになりました。
慣れたら相当お転婆になると思います。
マールの真似をして、かなり危険なこともチャレンジします。
実は今日、マールの後を追って階段から落ちました。
下でパパにキャッチされて・・・(汗)
大怪我したのではないかと思いましたが、
すぐに歩きましたし、身体中を触りましたが
痛がる様子もありませんでした。ほっとしました。
サラが我が家に慣れてくるということは、危険もいっぱい、
これからはもっと注意しなくては・・・

今年もあっという間に終わりますが、本当に色々生活に変化が
起こりました。何より大切な命を預かることになり、
責任とやりがいを感じます。
今年ほど「命」の尊さを実感した年はなかったかな?と思います。
この子たちを幸せにしたいし、一緒に楽しい時間を過ごしたい。
そうすることが自分の人生を豊かにしてくれると感じます。
人生も生きて来た過去より、残りの方が少なくなりましたので、
一日一日、一年一年がとても貴重に感じます。

来年はどんな年になるでしょうか?
災害などの無い、穏やかな一年になりますように。
健康第一は言うまでもありませんが、2ワンズが健康で、
私たちも元気で過ごせますように。長くなりましたが、
マールとサラをよろしくお願いいたします。

2016・12・31




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